はじめに
自由にのびのび生活したい。
主婦で生活には困っていないけど、仕事もしたい。
現在、空いた時間があるので資格をとりたい。そんな人は、毎秋に実施される日本語教育能力検定試験を受けて、日本語教師になってみることをおすすめします。
私たちの世代に多い「院卒の学歴を活かせていない」と感じている方にも是非おすすめしたい。
また最近は英語や韓国語など語学をがんばって継続している社会人が多くいます。もし語学の検定試験の最高級に合格して、つぎの目標をさがしているなら、目先を変えて教える側にまわってみるのもいいと思います。
4大卒、院卒なら、専門に関わらず、各分野の専門+日本語教師の資格で、すぐに立派な副業になります。
寝かせたままの資格や経験を棚卸しして、そこに日本語教師の資格をプラスすることで、自信がつくし、格段に稼ぎやすくなります。

すぐに高収入!は無理でも、稼げるフィールドを広げることが、今の時代には大事かも
日本語教師は稼げない?
日本語教師は稼げない。こんな話は20年前からよく耳にしました。
たしかに現在、私が登録している在宅のネット日本語教育プラットフォームは、45分で960円+インセンティブ。決して高くはありません。
でも、在宅でネット環境さえあれば、簡単な手続きで登録でき、授業をやる時間帯は自由。一年目から、頑張った月は6万円くらいの収入。旅行に行ったり体調不良で、授業をほとんどクローズしていた月は、9000円くらいでした。もし別の仕事が忙しくて、少し休んだとしてもすぐに復帰できます。私は慣れているので授業準備もほとんど手間をかけません。
私の場合は、時給が安いことは全く気になりません。なぜならストレスが全くなく、自由だから。自分でコントロールできる仕事だからです。
もっと時給の高いプラットフォームもあるし、自身で価格設定できるサイトも増えていますが、本音を言えば…ちょっとおっくうなんですよね。高額講師の市場に打って出るためには、つねに教材をブラッシュアップしたり、SNSで発信したり。
私はそれがおっくうなので、今はゆるくやっています。
日本語教師の資格のおかげで、コロナの状況になり、教室で直接教える機会がなくなっても、在宅で仕事をするハードルはかなり低く、ストレスなくスタートできました。
やっぱり直接学生に教室で会いたい。常勤講師などもっとちゃんとした身分がほしい、せっかくの院卒の専門性を活かしたい…なんてことを気にしていても仕方がない。とすぐに吹っ切ることができました。これはコロナという状況のおかげ、といえるかもしれません。
またそれ以上に、このワークスタイルが自分には合っていたようです。
一方で院卒だからと論文指導や研究計画書のチェックを依頼されたこともありますし、日本語が上手な中国の学生に私の得意な韓国語を活かしてハングルの初歩をおしえたこともあります。学生は無数にいるので、やっているうちに話のレベルの合う学生がなじみになってくれています。
私は、いまこの仕事のほかに、来年度新設される日本語学校の主任として、カリキュラム作成をしています。これも給料は高いわけではありませんが、完全在宅です。
おわりにー今のうちにまずは資格をとろうー
もし今後コロナが終息して、実際に学生を前にして教えたい、という希望があれば、それも可能だと思います。そのためにもまずは資格が必要。
日本語学校でキャリアを積むためには、現在は資格のほかに4大卒であること。3年勤続すれば主任としていろいろと仕事の幅も広がります。
私の場合、日本語学校が無事に再開されて留学生がもどってくれば、再び教壇に立つことになります。ただ、それもコロナの影響が最小限だったらという条件がありますが。
いずれにせよ日本語教師の資格があるおかげで、いくばくかの収入が継続的に得られ、なにより気持ちが前向きに。
今後、このブログで日本語教師の資格のメリットと合格のしかたについても随時紹介していこうと思います。
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