はじめに
わたしが韓国という国に出会って、かれこれ20年以上。日韓ワールドカップよりも冬ソナよりも前でした。
それでも「韓国語の勉強」という肩肘はった勉強はしたことがなく…。ただ色々な角度から韓国を見てきて、ひたすら「韓国っておもしろいなあ!!」と驚嘆感嘆しつづけた20年…。
韓国語で歌い、韓国人と飲み、韓国人と喧嘩して、結婚して、離婚して、泣いたり笑ったり本当に忙しく、でも決して離れることはなかった韓国とのお付き合い。
いちおう韓国語は喋れます。初対面の人は、しばらく韓国人だと思って話を続けてくれる程度には「ぺらぺら風」。でも独学でバランスを欠いた実力でしかないのは自分でよくわかっていました。
この間もいろいろなことがありました。それでも韓国語から離れることはできませんでした。
韓国人と離婚後、日本人と再婚して、韓国から帰国。いろいろと安定し、コロナで日本語教師の仕事が暇になり「やっぱりちゃんと勉強して韓国語を教えられるくらいにはなっておこう」と思い立ちました。それから1年半。
TOPIK6級に合格しました
一念発起して2回目の挑戦で、TOPIKの最高級に合格しました。点数は満足できるものではなく、恥ずかしいのですが、公開します。

韓国語を学びつづけるために
TOPIKを受験する学習者が皆さん口にすることは「6級に合格してからが、上級の第一歩」ということ。
私も本当にそう思います。最近の学習者は若い人が多く、あっという間に合格できる人も。わたしが長じていることといえば、ムダに長く韓国と韓国語につきあってきた、ということぐらいかも。
いろいろと発信できることもあるはずだけど、6級に合格してないと説得力がないかな。と思っていました。だから今回合格することで、よしこれからは発信しよう!という決心がつきました。
それはとりもなおさず「私自身が今後10年20年と学び続けるため」に他なりません。
韓国語特有の発音の口の構え方、やっておくと飛躍的に楽になる発音変化のポイント、韓国語の美しさが最大限発揮される韓国のうたの世界などなど…
わたしの韓国語学習についてひとつひとつ記録しておきたいと思います。
おわりに
人生失敗の連続で、すべて中途半端、これといった趣味もなくて、何かにハマる経験もしたことがなく、道を究めた研究者やオタクが活き活きとしてて羨ましい。なんて思っていた私。
でも振り返ってみると、韓国の歌を歌わなかった日はこの20年ありませんでした。これは最近夫に指摘されて「私相当ヘンだ」と、ハッとしました。
これはやっぱりただ事じゃないと思わざるをえません。この韓国と韓国語との縁をもっともっと輝かせることができるように、これからやってみたいことがたくさんあります。
時間がかかるかもしれないけれど、あらためて新しいことを始めてみようと思っています。
コメント