7月のJLPTN2試験合格に向けてのクラスが本格スタートしました。クラスのメンバーはミャンマーの学生4名。来日一年で、N4→N3と順調に合格してきた学生たちです。
今日は文法の授業。定番の教科書『新完全マスター文法N2』および『新完全マスター語彙N2』を使用しました。今日も興味深い質問がありました。
「めったに」の頻度はどのくらいですか。という質問。
めったに〜ない
「めったに(滅多に)〜ない」否定表現とともに使う副詞です。N2レベルの語彙です。例文は以下の通り。
1あの講師の授業は人気があるから、めったに聞くことができない。
2アルバイトばかりしているらしく、彼はめったに学校に来なかった。
3わたしは外国旅行どころか国内旅行もめったにできない。
4わたしは、納豆は嫌いなわけでないのですが、めったに食べません。
質問は「めったに」はどの程度の頻度の時に使うのかというもの。「100回のうち何回ですか」と聞かれ「1回あるかないか」とは答えましたが、ここでは当然数値が問題になってるわけではありません。
例文から判る通り、強く否定している文脈で使われ、「極めて稀な例、レアケース、あるいは千載一遇のチャンス」などの強調表現で使われます。
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